2022年03月18日
POSEIDON エアクッションインナーバレルGen2買ってみた
ここ数年、インナーバレルを交換するときは、mapleleafのクレイジージェットインナーバレルを使っているのですが、構造上、バレル先端を切って長さを合わせるということができない。チャンバー側を切って、HOPやロックの切り欠きをちゃんと作れればいいけど、道具もない素人には難しすぎる。
電ガンに使うのであれば、ガスやライフル用のバレルを使えるようにするチャンバーパッキンもmapleleafから発売されていますが、やはりラインナップ豊富な電ガン用のパッキンを使いたい。
銃によっては、エクステンションやハイダー、サプレッサーなんかで長いのを隠したり、逆にアウターを短くしたり、あるいは短いままバレルの奥に引っ込んだ状態で使ったりというのも出来ますが、長さを変えると見た目のバランスが崩れる、短いままだと効果が期待できないなど、いろんな問題が出てきます。

で、今回やらかそうとしているのは、PTS MASADAのノーマルサイズ。仲間からガスブロキットが貰えたので、それに合わせて中古を買って組み込んでいたものですが、給弾されないという症状があり、解決法はなんとなく思いついたものの、そのままほったからしていたものですが、それを電動に戻しまして。
外観的なバレル長は14.5インチとM4と同じはずなんですが、適正インナーバレル長が380mmとM4の365mmよりチョイ長い。
電ガン用のクレイジージェットインナーバレルだと、365mmの次は450mmと一気に飛んでしまいます。まぁ、このあたりの銃は、あんまりラインナップにないですからねぇ。
専用のバレルならLAYLAXから出ていたと思うのですが、あれは普通のカスタムバレルでしかないから、それならKMのラージボアインナーバレルのオーダー品の方が面白味がある。でもあれ、HOP窓は新型に切り替わったんだろうか? オーダー品は旧タイプのままだったから使わなくなったんだが・・・・

なんだなんだネットで検索などしていたところ、エアクッションインナーバレルのことがミリブロに載っていまして。
効能的にもクレイジージェットインナーバレルとにているし、レビューがネットにほとんどというか、まったく載っていないのはみんな秘密にしているせいだなんて煽り文句が書いてあるし。
クレイジージェットインナーバレルも限定販売のころは、そんなだったなぁ(主に身内)などと考えつつラインナップを見れば、やや長いものの407mmという今回のを見つけてたわけです。
で、ウダウダ放置状態だったものをとりあえず電動に戻し、FETも組み込んで、さて買うかと探したら、軒並み品切れ。
ん~、扱ってるところも少ないみたいだしなぁ。
その後、入荷待ちやら再捜索やらして、無事に購入できたわけです。

パッケージ背面には、原理的な図解が載ってますが・・・・
ん? これは専用パッキンを使ってる絵かな? なんか変な気が・・・・いや、そうなのかな??
とりあえずブツを見ていきましょう。

バレル外側には、ロゴとPOSEIDONのレーザー刻印かな? が入ってます。表面はツルツルピカピカで、ずっしりした重さがあります。ステンレス製のように思いますが、パッケージにそれらしい記載は見つからなかった。

ロック用の切り欠きは左右に3本ずつ入ってます。


バレル先端は、2cmぐらいかな? 広くなってます。ラージボアインナーバレルみたいな感じだけど、外側に切れ目がないから、削ってるんですね。

後端の形はこんな感じで、バリもなくきれいな仕上がりです。HOP窓前側にちょっと丸みがつけられてるのは、パッキンが下りやすいようにする定番形状ですね。でも丸いのは珍しいな。
で、このバレルの肝である下側に溝がつけられてます。最初このバレルを知った時、下側全部に溝があると思っていたのですが、1.5cmぐらいかな? 前上がりの傾斜したような感じで掘られてます。
のーがきによれば、発射時、圧縮空気がこの溝からBB弾を上に押し上げ、バレル上部を転がって強いHOP回転を維持。そのまま撃ち出されることによって、飛距離が出るらしいです。
だいぶ昔、まだHOPがなかったころだと思いますが、バレル下に溝を掘るカスタム、どこかのショップの広告で見た気がするなぁ。あれもこういうことだったんだろうか? あるいは、LRBに近いのかな??
HOP回転を維持したままってのが肝なんでしょうな。強いHOPがかかったという状態を生み出すってことは、いわゆる流速カスタムと同じ効果を狙ってるのかもしれないけど、あちらは極短バレルが前提だったりしたし、当初はかなり濃いグレーな部分もありましたがね。
HOPが強くかかるということで、重量弾推奨というか、0.25g以上の弾でないと、鬼HOPになるとか。HOPの浮力を弾の重さで押さえこんで、直進力を増してるってことか。
元々のエアクッションインナーバレルは、専用のチャンバーパッキンが必要らしいのですが、電ガン用のGen2は一般的な奴に対応しているとのことで、毎度ながらの宮川パッキン(ただしシリコン製の非売品。正式販売はいつかなぁ? もうなくなっちゃうよ)で納めましたが、PTS MASADAって、これでも緩いんだよなぁ。とりあえずアルミテープ1巻したけどまだ緩い。
まぁいっかと、とりあえず計測したら、微妙にいけない雰囲気の数値になってしもた。
あわててピストンスプリングを交換。まだやや高めだけど、とりあえず保留。
こちらの外界は雪景色のため長射程がとれず、とりあえず室内レンジで撃ってみただけですが、まとまりは悪くない気がする。
もちっと撃って馴染ませたらどうなるかわかりませんが、どこか広いとこ探すか・・・・
夜、発光弾とか使えば、弾道が見やすいかな?
そうそう、オマケなのかパッチと虫ゴムがついてきた。
